こんにちは。2021年10月31日(日)は、衆議院解散に伴う衆議院選挙の投票日です。あわせて最高裁判所裁判官国民審査が行われます。
我らが小平市を含む東京19区(小平・国分寺・西東京市)からは、山崎英明氏(日本維新の会)・松本洋平氏(自民党)・末松義規氏(立憲民主党)の3名が立候補します。
小選挙区では候補者の氏名を、比例代表は政党の名称を記載して投票します。
この記事では、3名の候補者の政策などを調べてまとめました。個人的な主義主張も入ってますが、意に添わなくても怒らないで頂けると幸いです。
日本維新の会 山崎英昭氏
日本維新の会、山崎さんのポータルサイトとSNSはこちら。
いくつかピックアップしてご紹介します。
どんな人?
1973年1月生まれの48歳。明治大学政治経済学部を卒業後、日興証券(現SMBC日興証券)に就職。6年間リテール営業をされていたようです。
サラリーマン経験があるのは、庶民の感覚に近いと思うのでちょっと興味がわきました。もと証券会社勤務でいらっしゃるので経済知識もありそうです。
掲げている政策
いくつか政策を掲げておられたので、紹介します。順番は個人的な関心順でさらに抜粋しています、悪しからず。
社会保障と労働市場改革
- ベーシックインカムを主軸とした社会保障改革
- 労働市場の流動化、活性化。賃金水準の向上
- 医療のIT化
ベーシックインカムはグっときます。日本の年金制度がじり貧なのは言うに及ばすですが、ベーシックインカムはそれに対するアンサーになりえると思っています。細かい数字は試算しないとわからないけど。
賃金水準の上昇も、ぜひとも応援したいです!
多様性を支える教育、将来世代への投資
- 義務教育、高校大学の教育無償化
- 出産一時金、妊婦健診の無償化
- 選択的夫婦別姓、同性婚の導入
私は上記3点は大賛成です。子育てにかかる経済的負担・不安が減少すれば少子化対策につながるでしょう。そしたら私も2人目のこどもをつくることに対してポジティブになります。
妊婦健診無償化も素晴らしいです。予期せぬ妊娠をした若い妊婦さんは、健診を受けるお金がなく最悪のケースだとそのまま出産、あまつさえ育てられず殺害に及ぶ事件が実際に起きています。健診が無料になれば、病院をハブにそういった妊婦を助ける一連の動きができると思います。
選択的夫婦別姓、同性婚については、むしろなんでNGなのか理解に苦しみます。改姓における実務負担・精神的負担は大きく、非常に不便です。同性婚についても、性別にかかわらず望む相手と結婚できる社会はあるべき姿であると思います。
ほかには・・・
- 議員報酬、議員数3割カット
- 期間限定の消費減税(5%に)
- 地方分権体制への移行
- 脱炭素
など。詳しくはご本人のポータルサイトをご覧ください。
自民党 松本洋平氏
松本さんのポータルサイトとTwitterはこちら。
どんなひと?
1973年8月生まれの48歳。もと三和銀行(現三菱UFJ銀行)の行員で、10年お勤めされていたようです。もと銀行員ですので、経済知識は期待できそうです。
掲げている政策
ポータルサイトによると、以下の政策を掲げておられるようです。
コロナを克服し、安全安心の社会を!
- 国産ワクチンや、治療薬の開発の加速を。
- コロナに苦しむ国民へ給付金等の支援を。
- 地域や業種に限らない事業者支援を。
- 危機発生時の省庁縦割り打破、国と地方の役割見直し、医療提供体制強化、治療薬等の認可制度見直し等を。
業種を限らない事業者支援は必要だと思います。私は飲食店にばら撒きすぎたと思っています。例えば磯丸水産を運営するクリエイトレストランHDは、多くの助成金を受領した結果、過去最高益を記録。配当も出しています。
国産ワクチンは、いまさらいいかなあ、と思っています。菅さん河野さんがファイザー・モデルナのワクチンを確保してくれたので大変ありがたいです。
人口減少社会を乗り越える日本経済・社会のモデルチェンジを!
- 国民の所得を向上させる経済政策を柱に。
- デジタル社会で真にユニバーサルな社会を実現。
- 経済と社会保障の好循環で負担を増やさず社会保障の充実を。
- アジアと世界の架け橋となり、アジアの成長を日本に。
- 海洋資源の活用で資源大国へ。
ちょっと具体性に欠ける印象ですね。。。
責任ある外交・安全保障で平和を守る!
- 日米同盟を基本にした外交、防衛政策の実現
- 価値観を同じくする諸外国との連携と経済連携強化
立憲民主党 末松義規市
末松氏のサポーターサイトとTwitterはこちら。
1956年生まれ、一橋大卒、卒業後は外務省に入省したそうです。エリートですね。
ポータルサイトを見ると安倍政権への悪口が延々と記載されており、一方で「ではどうすれば日本が良くなるのか?」という提言はあまりありませんでした。なんとも立憲民主党らしいですね。
例えば上記の一文、GPIFが我々の年金資産を運用しているおかげで、以下の通り大きなリターンを得ることが出来ています。そりゃ期間によってはマイナスになることもあるでしょうが、トータルで見ると大きくプラスになっています。
そもそも安倍さんが退陣されて1年以上経つのに、いつまで安倍政権ガーと言っているんでしょうね。サイトが更新されてないのかな。そんな状態で立候補するのも妙な話です。
えーと、彼のポータルサイトを見てたらイライラしてしまうのでこの辺で終了します。維新・自民のお二方と比較するとなんともお粗末でした。論外だと思います。立憲民主支持者に方には申し訳ないですが。
選挙に行こう!
みなさん、選挙に行きましょう!我々が政治に関与できる貴重な権利です。ここで動かない人には、政治に文句垂れる資格はないと思います。
都合が合わない方は、期日前投票も可能です!
青梅街道駅近くの健康センターでは10月20日から、花小金井の東部市民センターでは10月27日から、西武市民センターでは10月27日から投票可能です。
投票結果
東京19区では、立憲民主の末松氏が当選。自民の松本氏は比例代表で当選しました。維新の山崎さんは残念ながら落選となりました。
衆院選全体では立憲は大きく議席を減らし、枝野氏は引責辞任するとの報道が出ています。うーん、19区エリアに立憲民主の支持母体でもいるんでしょうか。
私はよそから越してきた人間なので疎いですが、末松氏の地盤が固いんでしょうかねえ。上述の通り、個人的には支持できない方なので、ちょっと微妙な気持ちではありますが・・・。
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